コラム
一戸建ての解体って1日で終わるの?
一戸建ての解体作業は、通常の大きさ、環境であれば1日で完了します。
ただし、解体作業自体は1日で終わりますが、それまでの下準備に数日要します。
まず解体業者が現地調査を行い、建物の構造や状態を確認します。
次に必要な解体許可を取得し、周辺住民や関係機関との連絡を取り、解体作業の日程を決定します。
ここまでの流れだけで、数日要します。
そして当日、解体業者は重機や工具を持ち込んで作業を開始します。
まずは外壁や屋根などの外装部分を解体し、建物の中身を露出します。
次に、内部の仕切り壁や床、天井などを撤去し、建物を解体していきます。
取り壊し自体は非常に早く対応できます。
後は解体の際に発生した廃材をしっかり分別し、指定箇所まで運び出す作業も必要です。
また掃除を終えたら完成というわけではなく、その後の整地作業や造成作業が必要なこともあります。
解体作業は順調に進めば、1日で建物を解体することも可能ですが、実際にはそれ以外の付随する作業もあるので、1週間ぐらいはかかると考えいただいた方が良いでしょう。
特に解体後の整地は非常に重要で、土地の売買に関わってきます。
もし解体した後の土地を売る予定ということでしたら、整地作業まで含めての作業が基本となります。